週明けから右前球節付近に腫れと熱感があり、ここまで様子を見ていましたが、なかなかスッキリしてこないことから、本日5月1日(水)に美浦トレセン内診療所にてエコー検査を実施。詳しく調べたところ、右前浅屈腱炎を発症しているとの診断が下りました。患部の損傷率はコア型で約30%(見舞金18号受給)。全治には時間を要する見込みで、再発のリスクも踏まえて堀内岳志調教師と協議をおこなった結果、誠に残念ではございますが、近日中に中央競馬登録を抹消し、匿名組合契約を終了することといたしました。
今後はオカダスタッドにて繁殖牝馬となる予定です。
ユーベルント号にお送りいただいたこれまでの温かいご声援、誠にありがとうございました。
「先週の追い切り後は角馬場で飛越練習をメインにおこない、今週の出走も視野に入れて調整を進めていたのですが、このようなことになり大変申し訳ありません。損傷率からも再発する可能性は高いですし、障害競走で結果を出してきたことも考えると復帰を目指すより、ここで繁殖入りするのがユーベルントにとってベストではないかと判断させていただきました。クラスがオープンに上がってもやれそうな手応えを感じていただけに、こちらとしても残念な気持ちですが、まだ今年度の種付けには間に合うようなので、無事受胎していい仔を産んでほしいと願っています」(堀内岳志調教師)