更新スケジュール

・当該週出走予定馬:毎週木曜日

・トレセン、NF小野町および外厩在厩馬:毎週金曜日

・北海道(ノルマンディーファーム、オカダスタッド)在厩馬:月2回(2歳2月までは月1回)

・レース後コメント:出走レースで入手できた場合のみ騎手コメントを随時更新

1.ラフォンターナ

2024/4/26(美浦トレセン)馬体重:
★4/25(木)大井・フォーチュネイト菖蒲特別(ダ1800m・混)森泰斗騎手 結果2着
この後はトレセン近郊の石橋ステーブルで調整することになり、明日27日(土)に移動する予定です。

「今週の出馬表を見る限り、そこまで節を必要とせずに出走できるようでしたので、レース後には場合によってはこのまま在厩で続戦というのも案としてはありました。ただ、今朝の様子を見る限りはさすがにお疲れですね。脚元がどうというようなダメージはありませんので、早めに疲労をとってあげれば、そう時間をかけずに次に向かえるでしょう。疲労の回復具合と相談しながら帰厩させる予定です」(中川公成調教師)

2.ランスロット

2024/4/26(栗東トレセン)馬体重:
20日(土)に坂路コースで4ハロン52.3-37.5-24.7-12.1を単走で馬ナリに追い切りました。「今週は追い切るのを一旦控えて、火曜と水曜日にそれぞれゲートの確認を行いました。まだ少し前掻きするところが見受けられるものの、駐立から発進まで渋ることなく、ひと通りスムーズに終えられている。これならばレースに向かって大丈夫と判断できますので、明日また強めの負荷を掛けて追い切りを実施するつもりです。追うごとに時計自体は詰めているのですが、やや一本調子な走りで道中タメが利きません。素材がいいだけに勿体ないです。程よく遊びが必要で、もっと息を入れながら走れるように、うまく矯正していければと思います。デビュー戦は来週5/04(土)新潟・3歳未勝利(ダ1200m)を丹内騎手で予定しています」(吉岡辰弥調教師)

4.フェアクラウド

2024/4/26(チャンピオンヒルズ)馬体重:488
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで1000m、坂路コースを1本(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。右前の骨瘤にはまだ少し触診反応が残っていることから、そこまでペースは上げずに進めています。もう少しの間は脚元の様子を見つつ、現状のメニューで乗り込んでいければと思っています」(担当者)

5.ダイアヴィック

2024/4/25(美浦トレセン)馬体重:
☆4/27(土)東京・3歳未勝利(ダ1600m)柴田善臣騎手

21日(日)に坂路コースで4ハロンから0.3秒先行して併せ、56.0-41.7-27.4-13.3を馬ナリに追われ、24日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.5秒追走して併せ、57.1-42.0-26.8-12.7を末強めに追い切りました。「先週の感触も悪くなかったことから引き続き坂路コースを使用して時計消化をおこなっています。テンの入りはゆっくりめで終い伸ばすようなイメージで、思っていたように動かせました。一週でガラッと変わっとまではいかずとも着実な良化を感じられますね。週に一度のゲートの確認でも特に悪いところは見せませんので、あとは本番でも同様にしてくれるかどうか。スタートで後手を踏むことなくスムーズな競馬がしたいですね」(岩戸孝樹調教師)

6.アルヴァレス

2024/4/26(ジョイナスファーム)馬体重:
★4/21(日)福島・3歳未勝利(ダ1700m・若手)▲小林勝太騎手 結果8着
この後は千葉県・ジョイナスファームで調整することになり、25日(木)に移動しました。

「小回りコースに替わるとテンのペースも速く流れるので、前半はどうしても追走だけで手一杯の内容になってしまいます。それでも向正面から徐々にポジションを押し上げて、直線はそれなりの脚が使えているように、この馬自身が力を付けてきていることは間違いありません。レース後は歩様が少しゴトゴトしているため、馬体回復も兼ねて一旦短期で出させてもらい、3回東京開催前半(6/1~)の番組を目指すことにしましょう。4節以上空けることで選出される可能性が増しますから、この後は地方交流競走への申し込みも視野に入れるつもり。まだピタリと嵌る条件がどこなのか掴みきれていませんが、なんとか早いうちに未勝利を脱出できるように取り組んでいきたいと思います」(奥村武調教師)

7.ブリッツクリーク

2024/4/15(オカダスタッド)馬体重:
現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。この中間も連日マシンに入れて運動をおこなっており、運動後は短時間ながらパドックに放して自由にさせています。もうしばらくは現状メニューを続ける予定ですが、ガス抜きが完了したようでスタッフの手を焼かせることはありませんし、放牧中もリラックスした様子で過ごしています。

8.ファセリア

2024/4/15(オカダスタッド)馬体重:
現在はパドック放牧をおこなっています。到着後しばらくはカリカリした様子を見せていたため、少し落ち着くのを待ってパドック放牧を開始しています。ひとまず今月いっぱいは休養に充てて蹄の良化を促し、ある程度伸びてきたタイミングで運動を開始できればと考えています。

9.レーベンヘルツ

2024/4/26(栗東トレセン)馬体重:
★4/21(日)京都・3歳未勝利(ダ1200m・混)団野大成騎手 結果4着

「ダート替りで前進できましたね。最後までしっかり脚を使えていましたし、ジョッキーも内めをロスなく回って追走し、この馬の良さを引き出してくれている。あの内容なら完全にメドは立ったと言えるでしょう。今朝はアレナリアと一緒に普通キャンターで坂路を1本登板。レースの疲れは残っておらず、ヒザの状態も安定しています。在厩期間が長くなってきましたが、デキ落ちは特に感じられないので、このまま続戦していくつもりです。本質的にはもう少し距離があって良さそうなものの、京都で走らせるよりも新潟を選択したほうがメンバーレベルは断然薄いと思われます。中二週空けて、5/12(日)新潟・3歳未勝利(ダ1200m・若手)を西塚洸二ジョッキーで予定させてください。引き続きいい状態で出走できるように調整していきます」(西園翔太調教師)

10.レーウィン

2024/4/26(栗東トレセン)馬体重:
24日(水)に栗東トレセン診療所内で去勢手術を施し、無事に終了しています。
近日中にトレセン近郊の辰巳牧場に移動する予定です。

「術後の感染症の心配はなさそうですが、患部がまだ少し腫れていることから、今週いっぱいは厩舎で様子を見させてください。なるべく早い時期に復帰をと考えていますし、落ち着き次第、軽めから動かしていくつもりです」(上村洋行調教師)

11.ファルギュラント

2024/4/26(石橋ステーブル)馬体重:437
「現在は角馬場でダク2000mとハッキングを3000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間もペースこそ速めていませんが、長めをじっくりと乗って体幹を鍛えているところです。まだしっかりしていませんし、その影響でどうしても背腰に張りが出てしまうところ。トモも踏み込み切れていませんし、ここを乗り越えさせていきたいと思っています」(担当者)

12.シャインズオンユー

2024/4/25(美浦トレセン)馬体重:
☆4/28(日)京都・3歳1勝クラス(芝1400m・混)☆田口貫太騎手

21日(日)にWコースで5ハロン73.9-58.0-42.7-14.2を単走で馬ナリに追われ、24日(水)にもWコースで5ハロンから0.7秒追走して併せ、67.3-52.5-37.6-11.1を馬ナリに追い切りました。「昨日は三頭併せの真ん中に置いての時計消化でした。直線に入ったところでは反応が良すぎるほどで、一つも仕掛けることなく最後まで持ったまま。いい動きを見せてくれました。今回はレース前に余分に力が入るのを防ぐためにメンコをつけて、リップチェーンも着用するつもりです。チークとハミについてはまだ検討している段階で、より良い判断ができれば。状態面としては変わらず良好ですし、1400mという条件もマッチしていると思いますので、期待を持って送り出します」(青木孝文調教師)

13.ゲンブ

2024/4/26(美浦トレセン)馬体重:
「今朝は坂路コースを普通キャンターで2本登板。前走後まだ速いところはやっていないものの、この中間も変わりなく順調にメニューを消化できています。まだトモの緩さが解消されず、稽古でももうワンパンチ力強さが欲しい現状ですが、デビューの頃に比べるとだいぶ芯が入ってきた印象です。未勝利を突破できるだけのポテンシャルは持っている馬なので、なるべく早めに結果を出したいところ。来週は東京ダ1300、1400mの場合は明良、新潟ダ1200m戦に向かう場合は和生で鞍上を予定しています。想定メンバーが出てから展開面などもよく吟味して、より結果を求めやすい番組に投票するつもりです」(高木登調教師)

14.リルフロスト

2024/4/26(チェスナットファーム阿見TC)馬体重:498
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(17秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。牧調教師からは『函館開催に向かおうと思います』という話があったことから、逆算しながら進めています。もう少しこちらに滞在する予定なので、あまり仕上げ過ぎないようにしなくてはといったところ。状態をしっかりキープしながら積み重ねていきます」(担当者)

15.アレナパラシオ

2024/4/26(栗東トレセン)馬体重:
24日(水)に坂路コースで4ハロンから0.3秒追走して併せ、58.7-42.3-26.7-13.3を強めに追い切りました。「休養前に比べてだいぶ前進気勢は出てきましたが、追い切りでも相手を追走する形になると、あまり動けないね。自身は気を抜くことなく頑張ってはいるものの、どうしても瞬発力というか速い脚に欠けている。その反面、しっかり乗り込んでスタミナは付いてきているので、前走のように積極的にポジションを取りに行っても、そう簡単にはバテないと思います。来週の新潟で組まれているダ1800m戦どちらかを川端海翼で予定。若手限定戦を本線に考えていますが、想定メンバーなど見て、与しやすい方の番組を選択するつもりです」(四位洋文調教師)

16.レアグリフォン

2024/4/26(須藤ステーブル)馬体重:492
「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き長めをじっくりと乗り込んでいますが、状態はまずまずといった感じ。テンションも何とかキープできていますよ。稲垣調教師からは『函館開催を目標にすることにしました』と言われたので、もう少しこちらでの調整になりそうです。更なる良化を目指して進めていきます」(担当者)

17.グランアルティスタ

2024/4/25(栗東トレセン)馬体重:
☆4/27(土)東京・青葉賞(G2・芝2400m)原優介騎手

21日(日)に坂路コースで4ハロン57.3-40.8-26.2-12.7を単走で馬ナリに追われ、24日(水)にはCWコースで6ハロンから0.9秒追走して併せ、83.4-66.8-52.2-37.8-11.8を馬ナリに追い切りました。「最終追いは古馬OPゴールドプリンセス(天皇賞・春出走)と併せ馬で実施しています。グランアルティスタが追走する形から、内を回ってゴール前で相手に併入する内容。重く走りづらい馬場コンディションも難なくこなしてくれて、まだまだ手応えには余裕が感じられました。ゲートに不安が残る現状、今回もギリギリまでメンコを着けてレースに臨みます。ダービーTRの重賞ともなれば、さすがにメンバーが揃うのは仕方ありません。長い距離は合っていますし、広い東京コースでどれだけやれるか。ポテンシャルはここでも十分足りると思っているので、ワンチャン狙っていきましょう。期待しています」(寺島良調教師)

19.ジャンヌローサ

2024/4/25(美浦トレセン)馬体重:
☆4/27(土)東京・3歳1勝クラス(芝1600m・混)横山武史騎手

21日(日)に坂路コースで4ハロン59.5-44.0-29.5-14.8を単走で馬ナリに追われ、24日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.5秒先行して併せ、56.7-41.0-26.5-12.7を馬ナリに追い切りました。「先週しっかり負荷を掛けているため、最終追いはサラッと息を整える程度の内容に。キビキビとした動きで伸び脚鋭く、やればいくらでも時計が出せそうな雰囲気ですね。フォーム自体も以前よりだいぶ起きたバランスで走れている。状態面は良好。ここまで順調に調整してこれましたし、いい仕上がりでレースに臨めると思います。帰厩当初はどこかフワフワと舞い上がっていましたが、普段の稽古でもようやくオンオフの切り替えができるようになってきました。気性面の幼さも、競馬を覚えていくうちにやがて抜けてくると思うので、今はあまり追い込まずに進めていくことができれば。9頭立ての少頭数。比較的流れもスローになるでしょうから、デビュー戦のようにうまく前々から運びたいですね」(蛯名正義調教師)

20.イリスアスール

2024/4/26(キャニオンファーム土山)馬体重:456
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで1000~3000m(20秒ペース)、週2回は坂路1本(15秒ペース)のメニューで調整中です。コンスタントに速いところを織り交ぜてきても、体重はしっかりキープできています。引き続き状態は安定していますし、そろそろ態勢が整いそうな感じ。声が掛かるまではこの感じをキープしながら進めていきます」(担当者)

21.ディアフリーゼ

2024/4/26(ブルーステーブル)馬体重:
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで2000m、坂路1本(16~17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間から坂路調教も織り交ぜ始め、少しずつペースを上げながら乗り込んでいます。このまま進めていけそうですし、脚元の感じを見ながら15-15も考えていきたいところ。調教後はアイシングなどのケアをおこなっています」(担当者)

22.アークレアル

2024/4/26(チャンピオンヒルズ)馬体重:
★4/21(日)京都・3歳未勝利(芝2000m)松若風馬騎手 結果5着
この後はトレセン近郊のチャンピオンヒルズで調整することになり、24日(水)に移動しました。

「ジョッキーには前々で競馬をしてほしいことは伝えてあり、外の馬が一旦前に出たところを、内からハナを主張してとこちらの指示通りに運んでいます。時計が速くなるとどうかでしたが、このぐらいのペースであれば頑張れますし、最後厳しくこられた割にバテずに踏ん張ってくれました。決してスピードがあるタイプではありませんし、気性面のでの幼さや、集中力のなさというのも目につく現状ではあります。それでも自分のペースで走らせてあげれば、しっかり頑張ってくれる。ダートに戻して同じように前に行けるかとなると、そこは自信がないので芝で使っていった方がいいでしょう。連闘で臨んだこともあって、さすがにテンションの高さを見せて、歩様もゴトゴト感がありますので、ここは無理はせずに一旦リフレッシュの時間を設けます。1回函館開催(6/08~)かその前の週から始まる4回京都開催(6/01~)か回復具合と相談しながら決めるつもりです」(杉山晴紀調教師)

23.ミシェット

2024/4/26(美浦トレセン)馬体重:
24日(水)に坂路コースで4ハロンから0.5秒追走して併せ、54.6-39.2-25.1-12.2を末一杯に追い切りました。「今週は追走する形での時計消化で、相手に迫って少し出たところでゴール。しっかり追われて、それに応えて伸びてくれました。先週は追って伸びそうな感じはなかったことを考えると、この一週間での前進が感じられます。本人はやる気がないわけではないのですが、もっと気持ちを出してきてもいいのになと思う部分はある現状。チークなり何なり、何かいい方向に作用すればと稽古の中から試してみるつもりです」(田島俊明調教師)

24.ベニシア

2024/4/26(ケイツーステーブル)馬体重:439
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。今週からペースを上げて乗り進めていますが、徐々には良くなっているもののまだガラッと変わるまでには至っていません。飼い葉も食べているのですが、毛艶を含めて良化が今ひとつなところ。まだ目に見えない疲れがあるのかもしれません。様子を見ながら乗り進めていきます」(担当者)

25.ワンモアビスケット

2024/4/26(キャニオンファーム土山)馬体重:467
「現在は角馬場でダクと、週2回は坂路1本(17秒ペース、週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調にきています。今週来場した緒方調教師と帰厩の相談をしましたが、あと1、2本追い切れば整いそうな感じ。水曜日に15-15を消化し、明日も強めのところを行く予定なので、これで態勢が整うと思います。来週あたりの帰厩となる予定です」(担当者)

26.フェルテラーゾ

2024/4/25(栗東トレセン)馬体重:
☆4/28(日)新潟・3歳未勝利(芝1400m・混)★河原田菜々騎手

21日(日)にCWコースで4ハロンから0.1秒追走して併せ、60.4-43.7-14.4を馬ナリに追われ、24日(水)にもCWコースで5ハロンから併せ、71.3-55.3-39.9-12.4を一杯に追い切りました。「この中間も順調に進められています。良化は遅いですが動きは着実に良くなっていて、走りにも芯が入ってきた感じがしますよ。入厩当初はかなり物足りなさを感じさせましたが、しっかり本数を重ねてきた事で水準に近いところまで来た感じ。体重も先週からは踏みとどまって424kgです。番組に関しては、今週はそこまで初出走が偏った番組がありませんでしたし、それであればローカルの方が相手関係は楽そうだったところ。3週連続で河原田が乗って感触も掴んでくれていると思うので、今回は新潟に向かうことにしました。既走馬相手で楽ではないですし、本当に良くなってくるのはもう少し先でしょうが、良いものを持っていそうな馬なので目処の立つ走りをしてきてほしいですね。次に繋がる内容を期待しています」(奥村豊調教師)

27.ベルイストワール

2024/4/26(岩城ステーブル)馬体重:528
先週20日(土)に岩城ステーブルに移動しました。

「現在は馬場でハッキングキャンターを2000~2400m(18~22秒ペース)のメニューで調整中です。左の首肩を中心とした筋痛症状はまだ多少残ってはいますが、体は傷んでいないので軽めから乗り出しています。ケアをおこないながら進めていますが、反動などはなさそう。再来週くらいには15-14あたりを始められればと思っています」(担当者)

28.ディアマンドロップ

2024/4/26(美浦トレセン)馬体重:
21日(日)に坂路コースで4ハロン56.6-40.9-26.5-12.8を単走で馬ナリに追われ、24日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.8秒追走して併せ、54.6-39.0-25.3-12.5を一杯に追い切りました。「来週のレースに向けて、水曜日に一樹を乗せて追い切りをおこなっています。いい時計で走れてきたものの、本当に良い頃と比べるとまだもう少しといったところ。ただ、今週ビッシリとやったことで変わってきそうですよ。今週末、来週と追い切って競馬に行きたいと思っています。本線は5/04(土)新潟・3歳未勝利(芝1800m・牝)ですが、万が一入らないようなら一般の新潟・芝1800mや東京・芝2000mを考えるつもりです。新潟であれば引き続き一樹で行きたいと思っています」(小手川準調教師)

29.ヴァズレーヌ

2024/4/26(美浦トレセン)馬体重:
★4/20(土)東京・3歳未勝利(ダ1600m・牝)横山和生騎手 結果13着

「レースを終えてのダメージというのはやはり大きくありませんね。ほとんど競馬をしていないため疲れも残っていません。跨ってみると、今回のレース前よりも良くなっているのが感じられます。右トモがウィークポイントとしてありますが、これまでと比較して左右差はない印象で、今朝の普通キャンターでも非常に動きがスムーズでした。この後は東京の2100m戦か新潟の1800m戦に向かう予定です。権利がないため節との兼ね合いとなりますが、その中でも状態と相手関係とを見ながら番組の選択ができればと考えています」(嘉藤貴行調教師)

30.ラルビッツ

2024/4/19(オカダスタッド)馬体重:
★4/14(日)船橋・3歳(九)(ダ1200m)岡村健司騎手 結果11着
これまでの戦歴および現状を踏まえ、山中尊徳調教師と協議をおこなった結果、ここでホッカイドウ競馬に移籍することとなりました。
門別競馬・佐々木国明(ササキクニアキ)厩舎への転厩が決まっており、北海道・オカダスタッド経由で近日中に入厩する予定です。本日19日(金)にオカダスタッドへ移動しました。

「調教の様子からは前進を期待して送り出したものの、振るわない結果となり大変申し訳なく感じています。一生懸命走っていないわけではないですが、なかなか上手く連動せずに思うように前に進んでいきません。体が小さいながらも頑張ってくれているので、何とかいいところを見せられればと取り組んできましたが、こちらの力及ばず、クラブ側との話し合いのなかでこのような決断とさせてもらいました。レースでのダメージは大きくない様子ですので、そう時間を置かずに新たな地で始動できるはずです」(山中尊徳調教師)

31.アレスエルピーダ

2024/4/26(美浦トレセン)馬体重:
ケイツーステーブルで調整され、24日(水)に帰厩しました。

「育成場でも緩めずに乗り込んでもらったことで、馬体重の数字もちょうどいいくらいで戻すことができました。昨日から乗り出した感じだと、1回新潟開催(4/27~)の後半には使えるかと思いますし、2回東京開催後半(5/11~)との両睨みで番組を検討していくつもりです。今週末からは速いところも交えつつ、出走態勢を整えていきます」(和田雄二調教師)

32.イモータルウインド

2024/4/26(栗東トレセン)馬体重:
宇治田原優駿ステーブルで調整され、23日(火)に帰厩しました。

「放牧に出て少しはガス抜きができたかと思っていたのですが、相変わらず元気いっぱいの様子ですね。ただ、煩いというより前進気勢が旺盛といった感じなので、この気性がちゃんと走る方に向くよう上手く調整していきたいと考えています。次走は1回新潟開催(4/27~)のダ1200m戦を目標にしつつ、交流競走への出走も視野に入れており、今週末は5/09(木)笠松・鵜沼宿特別(ダ1400m)に申し込む予定です」(羽月友彦調教師)

33.エイブラムス

2024/4/26(美浦トレセン)馬体重:
★4/20(土)東京・3歳未勝利(ダ1300m)坂井瑠星騎手 結果5着

「先週は良いスタートが切れたものの、内枠の馬達と横並びになって、引かざるを得ない展開となってしまいました。1頭でもズバッと行ってハナを切ってくれていたらまた違ったと思うんですけどね。そこで引いた分の差が最後までそのままという競馬になってしまったところ。枠がもう少し内だったらとも思いますが、タラレバを言っても仕方ありませんからね。最低限権利を取ってきてくれたので次に繋げることができたのは良かったところ。連戦できていますがレース後も大きな疲れはないので、いつでも出走させられるよう再び態勢を整えていきます。安定して走ることはできているので、あとはメンバーと展開一つだと思います。頭数や相手関係、鞍上なども含めてベストなタイミングで出走させるつもりです」(鈴木慎太郎調教師)

34.エクラメテオール

2024/4/25(美浦トレセン)馬体重:
☆4/28(日)東京・3歳未勝利(ダ1600m・混)内田博幸騎手

24日(水)にWコースで6ハロンから0.4秒追走して併せ、84.3-67.5-52.1-37.5-11.4をゴール前仕掛けて追い切りました。「1週前に目一杯に追ってある程度態勢を整えているので、今週は併せ馬で最後まで気を抜かせないことを重視した内容。黛ジョッキーに稽古をつけてもらい、ゴールでは先行した併走パートナーと同入する形に持ち込んでいます。ここまで何度かゲートも復習し、しっかり出してはいるものの、先行させるよりは中団につけたり馬群に入れたりして、長い直線でも集中力を持続させたいところ。既走馬が相手でピリッとしてくるのも一度使ってからでしょうが、初戦から目処の立つ走りを見せてくれればと考えています」(堀内岳志調教師)

35.ムーンヘイロー

2024/4/26(ケイツーステーブル)馬体重:529
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。全体的に緩さが残っていますし、右前脚を中心に脚元もまだ水っぽい感じ。右膝にも少し触診反応がありますが、歩様には出ていません。緩みやすい馬なので、様子を見ながらこのまま負荷を掛けていくつもりです」(担当者)

36.ジュエルドレーサー

2024/4/15(オカダスタッド)馬体重:
現在は舎飼されています。初めての環境に戸惑う素振りもなく、馬房では落ち着いた様子で過ごしています。当面は現状の生活を続けて、患部の術後の経過を確認していきます。

37.レザンノワール

2024/4/26(美浦トレセン)馬体重:
石橋ステーブルで調整され、23日(火)に帰厩しました。

25日(木)にWコースで5ハロンから0.1秒先行して併せ、70.4-54.7-39.7-11.7を馬ナリに追い切りました。「追い切りは3頭併せの一番外を回る形。左回りのコースで内にモタれることがないか、チーク着用で確認しながら実施しています。前走後ウチパクさんが話していたように、重い馬場はあまり得意としないタイプ。それでも力強い脚捌きでゴールまで勢いが鈍ることはなく、稽古から調子の良さが伝わってくる内容でした。ただ、昨日の午後から少し左前の歩様に違和感があり、蹄支角(テイシカク)に熱を持っている状態。交追したのか炎症が見られますので、現在は患部をシップで冷やしているところです。今朝は指動脈も弱まってきていますので、だいぶ回復状況にはあると思われます。明日、明後日と運動できるようなら在厩のまま進めていくつもりですが、そのあたりは馬の様子も見ながら慎重に判断させてください」(伊藤圭三調教師)

38.オリフラム

2024/4/26(美浦トレセン)馬体重:
21日(日)にWコースで4ハロン60.0-43.7-13.5を単走で馬ナリに追われ、24日(水)にもWコースで5ハロンから0.8秒追走して併せ、70.3-55.0-40.2-12.6を馬ナリに追い切りました。「体質の弱さが残る現状なのでビッシリ攻められないのはありますが、その中でも稽古では相手をしっかり捕らえて動きは悪くありません。ここまで進めてきても左の飛節後腫が悪化するような感もなく、両前に出始めているソエも触診反応は見せてもそれ以上のことはなし。馬体重も先週の計測と同様の455kgで、本数を重ねてきても減らしていないのは好感が持てます。いいところはこのままに来週のレースから投票をしていくつもりです。実戦での経験を重ねながら、成長を促して体質の弱さ含めて中身が変わってきてほしいのがあります」(池上昌和調教師)

39.ロゴサウンド

2024/4/26(美浦トレセン)馬体重:
21日(日)に坂路コースで4ハロンから0.4秒先行して併せ、55.9-40.6-26.1-12.6を馬ナリに追われ、24日(水)にはWコースで6ハロンから2.5秒先行して併せ、82.0-65.6-51.5-37.3-12.0を馬ナリに追い切りました。「先週末から少し負荷を強めていて、ずっと坂路で進めてきたのですが、レース1週前になるので今週は少し攻めておこうと思い、ウッドコースで追い切っています。3頭併せの先頭で運び、大きく先行していたとはいえ手応え優勢にゴールしました。これだけの時計が出ていますし、動きも良かったですよ。欲を言えば、最後はもうひと伸び欲しいところですが、この時計で走れるのですから状態は上向いていると思います。来週はブリンカーを着用して追い切りをおこない、東京・ダ1300mかダ1400mに向かおうと思っています」(西田雄一郎調教師)

40.パステルパレット

2024/4/26(ヴィゴラスステーブル)馬体重:
「現在は角馬場でダクと、ダートコースでダクとハッキングキャンターで1000mのメニューで調整中です。しっかり乗り込みを重ねてきた事で、週が明けた月曜日に怪しさを感じていましたが、火曜日には辛抱し切れなくなってしまったため、獣医師に診てもらいました。左脇、右の背中からお腹にかけて筋痛症状が出ていたので治療をおこなっています。翌日はウォーキングマシン運動で様子を見て、昨日からまた軽めに乗っています。乗り越えなければならないところですし、来週はまたペースを戻して乗り進めていきます」(担当者)

41.ヴェヌーセ

2024/4/26(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:507
ここまで順調に進められていることから、中舘英二調教師に帰厩の打診をおこなったところ、当面の間は馬房の都合がつかないとのことだったため、今後のスケジュールや出走方針を勘案した結果、このタイミングで他厩舎に環境を変えて再出発を図ることになりました。
なお、転厩先は美浦・蛯名利弘(エビナトシヒロ)厩舎に決定しています。

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。15-15は比較的楽に出せるようになってきて、ここからはさらにピッチを上げていく予定です。馬体面はまだ上のレベルを求めていくことに変わりありませんが、追い切りを消化していくなかでも、息遣いや飼い葉食いに悪化は見られず、この後もしっかり乗り込んでいけそうです。そろそろ入厩の声も掛かるかと思いますので、送り出しまでしっかり乗り込んでおきます。

42.ブーケドグレイス

2024/4/26(グロースフィールド)馬体重:476
「現在はダートコースでダクとハッキングを2000m(17~20秒ペース、週1回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。先週末に15-13を消化しましたが、動きは良くなってきましたよ。歩様も引き続き安定しています。気にして乗ると若干の左右差はあるものの、こんな感じの馬と言えばそんな感じもします。この中間、トレセンでも診てくれている獣医師が確認に来ましたが『厩舎にいた時より全然良いですよ』と言ってくれています。毛艶、体の張りはもうひとつなので、更なる良化を目指して進めていきます」(担当者)

43.ベルリガード

2024/4/15(オカダスタッド)馬体重:
現在は舎飼されています。術後まだ1ヶ月とあって患部に熱感は残るものの、歩様などに気になるところはありません。もうしばらくは馬房での生活を続けることになりますが、2歳秋まで育成を進めていた慣れた場所になるため、このまま落ち着いた様子で過ごしてくれそうです。

44.スノーディーヴァ

2024/4/26(KSトレーニングセンター)馬体重:465
「現在は内馬場でダクとハッキング2000mの後、ダートコースをキャンター3000mのメニューで調整中です。来月頭の帰厩に向けて調教量を増やしながら乗り進めています。我慢する時間が短く、いい形でしっかり走れないので矯正しているところ。段々と嵌まって走れる時間が長くなっていますよ。もう少しトモをしっかり踏めるように乗り込んでいきたいと思っています」(担当者)

45.プリドラ

2024/4/26(ケイツーステーブル)馬体重:524
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(17~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。適度に負荷を掛けながらコンスタントに乗り込んでいますが、体重をしっかりキープできていますし、いい意味で変わりなくきていますよ。もういつ声が掛かっても良さそうですし、帰厩までこのまま積み重ねていきます」(担当者)

46.フレアビート

2024/4/26(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:546
現在は坂路2本を18秒ペースのメニューで調整しています。今週も坂路主体の乗り込みを継続中です。ペースは先週よりも上げてハロン18秒あたりを走らせているなかでも、動きが悪化した印象はなく、順調にペースアップに対応できています。時期的なものも考慮し、5月の半ば頃の入厩を目標に設定し進めていく予定ですが、引き続き馬の状態をしっかり確認しながら進めていこうと思います。

47.エルキュール

2024/4/26(美浦トレセン)馬体重:
21日(日)に坂路コースで4ハロン62.0-44.4-28.5-13.8を単走で馬ナリに追われ、24日(水)にはWコースで5ハロン67.0-51.8-37.4-11.6を単走で馬ナリに追い切りました。「先週末は坂路、そして今週半ばはこれまで通りWコースで追い切りを消化しています。フットワークはやや硬く映ったものの、馬ナリでもだいぶ動けるようになってきて、終いはマズマズの伸び脚を見せてくれました。これなら芝の番組を検討しても良さそうですし、次走は早くて再来週と考えているので、9節あれば出走は可能でしょう。来週の追い切りの動き次第でレース目標を具体的にできるかと思います」(天間昭一調教師)

48.スターチスブーケ

2024/4/26(チャンピオンヒルズ)馬体重:508
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで1000m、坂路コースを1本(17~18秒ペース、週1回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。飼い葉をしっかり食べるようになってきましたし、ここにきてようやく具合が良くなってきました。今週はラスト1ハロン12.5秒を計測。来場した清水調教師は『この感じなら、そう遠くないうちに戻すことも考えます』と話していました」(担当者)

50.ジェロニモス

2024/4/26(栗東トレセン)馬体重:
「先週末より乗り出しを開始しましたが、跨ってみても特段大きな疲れはない様子。もともとカリカリするようなタイプではないのもあって、気持ちの面でも安定しています。週が明けても状態に変わりはないため、これであれば再来週の5/11(土)京都・あずさ賞(芝2000m・混)を目指す方向でいいでしょう。前々走、前走に向けての過程で仕上げていますし、時計消化再開はもう少ししてからで十分だろうということで、今週は坂路とポリトラックコースを使用しながら乗り込んでいるところです」(中村直也調教師)

51.ブレーザー

2024/4/26(松風馬事センター)馬体重:
この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、23日(火)に移動しました。

「先週末あたりは少しお疲れモードで、馬房のなかでもグッタリ横になっている姿がよく見受けられました。そのため一旦近郊に出させていただくことになりましたが、再来週までには帰厩させたいと考えており、デビュー戦に向けてまた調整を進めていく予定です。だいぶ良化してきたとはいえ、まだまだ緩いですからね。この期間は体力向上を主に松風さんで進めてもらうつもりです。できるだけしっかり乗り込んでからレースに向かいたく、基本的には新潟最終週を目標にと考えているところですが、追い切りの本数が必要であれば3回東京開催(6/01~)へスライドさせることも検討しています」(伊坂重信調教師)

52.ペルセイズ

2024/4/26(栗東トレセン)馬体重:502
吉澤ステーブルWESTで調整され、本日26日(金)に帰厩しました。

「短期予定と聞いていたので入場翌日から乗り出し、17秒ペースで緩めないように進めてきました。今週15-15も1本消化していますよ。疲れはなかったものの体が寂しくなっているので、しっかり飼い葉を食べさせてきましたが、レース体重までは戻ったところ。悪くない状態で送り出せたと思います」(吉澤ステーブルWEST・担当者)

53.セレーネアイ

2024/4/26(栗東トレセン)馬体重:
「入厩後少しずつ乗ってはいるものの、やはり体力不足感が否めないですね。先週金、土にコースで乗ってみたところ、日曜の準備段階の時点で腰周りに若干疲れが見られる状態。今週は坂路で軽めの運動に留めていますが、それでもかなり疲労が感じられるため、明日は引き運動程度に収める予定です。ゲート練習の方はというと、まだゲートから出ることを理解していない感じ。入りや駐立自体は問題なく、幸いテンションも今は落ち着いているため、精神的に煮詰まる前にタイミングなど覚えさせていければと思います。牧場からもまだ体力面が十分でないとは聞いていたものの、ゲート試験まで進めて、そこでガタッときてしまう可能性もありそう。引き続き無理はさせない方針で進めていきます」(畑端省吾調教師)

54.クルシファー

2024/4/26(松風馬事センター)馬体重:481
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。先週末に改装をおこなっています。捌きの硬さがある馬ですし、進めてきて右前がウィークポイントだなと感じます、左回りでも右手前で走ろうとしますし、その影響か右前の硬さも感じるところ。背腰の疲れもありますし、ほぐしながら進めていこうと思っています」(担当者)

55.リトルアイドル

2024/4/26(須藤ステーブル)馬体重:370
「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを4000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。様子を見ながら乗り進めてきましたが、脚元、歩様に問題が出てくることはないので、今週からピッチを上げています。体重も戻ってきてはいますが、飼い葉食いが八割くらい。行きっぷりの良い馬で、テンションも高いところがあるのでもう少し落ち着いてほしいと思っています。このまま体重を増やしながら進めていきます」(担当者)

56.トワイライトサーガ

2024/4/26(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:487
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。明日27日(土)にこちらを出発し、帰厩予定と聞いていたため、最後の追い切りは25日(木)に消化しました。佐賀競馬場までの長距離輸送に備え、今朝はウォーキングマシンのみで調整する形を取っています。ここまで順調に進めてくることができましたし、脚元や歩様にも気になるところなどなく送り出せそうです。

57.カーマンライン

2024/4/26(美浦トレセン)馬体重:
20日(土)にWコースで4ハロン57.8-41.9-13.4を単走で馬ナリに追われ、24日(水)には坂路コースで4ハロンから0.5秒先行して併せ、55.6-41.0-27.1-13.5を馬ナリに追い切りました。「候補に挙がっていた新潟・ダ1800mは、先週末の調教の感じから使うだけになってしまいそうだったため、特別登録はおこないませんでした。今週は水曜日に追い切りをおこない、この感じであれば来週は何とか間に合いそうといったところ。ここ最近は私が跨れていないのですが、騎乗しているスタッフは『凄い良いというわけではないものの、使いに行く分には問題ない状態』と話しています。具体的にどこが悪いとかそういったところはないのですが、今までは馬体にいい意味での遊びがあって、そのジョイントの部分がいわゆる緩さというか嵌まりの悪さなんかも含めてプラスに作用していたんですよね。元々バランスの良い馬ではなかったのですが、そういうところがマッチして上手くいっていました。それが消えてしまったと言うか、よじれて固まってきてしまったような感じ。上手く体を使えていないと言った方が良いのか、走っていてもぎこちない感覚があり、何ともしっくりいかなかったのでここまで時間が掛かってしまいました。遊びがあったおかげでハミの掛け方とか、バランスの取り方がうまく調整できていましたし、今はよじって走っているので、おそらくこれまでよりも疲れやすいと思います。また、走りがギクシャクしているので、これでは競馬に行ってもジョッキーがしっかり追ってこないだろうとも思ったところ。結果は出ませんでしたが、少なくとも前回まではそんなことはありませんでしたし、まだ何が原因かは分かりません。ただ、カーマン自身は相変わらず元気が良いですし、馬房内で飼い葉を『よこせ、よこせ』と煩いように、本人は調子が悪いとはこれっぽっちも思っていないんでしょうけどね。私も気になるので、騎乗スタッフには角馬場で乗っている際も『大丈夫か、大丈夫か』と確認をしています。うちではベテランの部類に入るしっかり乗れるスタッフ2人に交互に騎乗、意見交換をしてもらっていますが、ようやく概ねこれだったら大丈夫だろうという話になりました。新馬勝ちをした馬で求めるものが高くなってしまったため、皆様にはご心配をお掛けしてしまい申し訳ございません。来週追い切って、5/05(日)東京・3歳1勝クラス(ダ2100m・混)に向かうつもりです。ここ2戦乗っている琉人は新潟ですし、こういったところがある馬なので、最後まで一生懸命追ってきてくれるようなジョッキーに依頼しようと思っています」(小島茂之調教師)

58.タキザクラ

2024/4/25(美浦トレセン)馬体重:
☆4/27(土)東京・3歳未勝利(ダ2100m)横山武史騎手

24日(水)にWコースで5ハロン68.7-52.2-36.9-11.5を単走で直線強めに追い切りました。「先週追い切った後も反動が出ることはなく、今週もしっかり負荷を掛ける内容で時計を消化しています。時計的にはあまり目立たないかもしれませんが、躍動感あるフットワークで楽に動けている。両前ともまだ触診反応は示しているものの、ソエの症状も徐々に落ち着いてきており、力を発揮できる状態にあると思います。トモに力が付き切っていない現状、前半急かしていくとまだ走りがバラバラになってしまう懸念もあるため、なるべく自分のリズムで道中運ぶことができたら。折り合いに苦労するタイプではありませんし、距離延長も歓迎のクチ。長くいい脚が使えるので、中山よりも東京コースの方が向くように思えます。条件替わりの今回、さらに内容前進させられればと期待しています」(稲垣幸雄調教師)

59.プリマディーバ

2024/4/25(栗東トレセン)馬体重:
☆4/28(日)京都・3歳未勝利(ダ1800m・牝)古川吉洋騎手

24日(水)にCWコースで6ハロンから2.2秒先行して併せ、86.9-70.8-55.4-39.6-12.7を強めに追い切りました。「もともとひょろっとした馬なので、体付きは細く映るかもしれませんが、間隔を空けたことでだいぶ回復が見られます。京都なら輸送時間も短いですし、今回はおそらく数字を増やして出走できるはず。ただ、前走はペースが上がってジョッキーが促した際、指示に対してやや抵抗するところが見受けられましたからね。競馬を覚えてきた反面、そういった我の強さも徐々に出し始めているため、この中間からブリンカーを着用。稽古ではその効果もうかがえるので、レースに行って集中力が持続できるようなら、変わって不思議ありませんよ。フルゲート割れの牝馬限定、メンバーレベルもそう高くはないだけに、なんとかここで違った走りをお見せしたい」(昆貢調教師)

60.ホークレア

2024/4/26(ケイツーステーブル)馬体重:445
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(17~18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き速めのところを入れながら順調に乗り込めています。裂蹄部に悪化が見られることもなく、しっかり積み重ねられているところ。体に硬さが出てくることもないですし、更なる良化を促しながら進めていきたいと思っています」(担当者)

61.ノーブルロジャー

2024/4/26(栗東トレセン)馬体重:
20日(土)にCWコースで6ハロンから0.5秒追走して併せ、81.9-66.9-52.5-37.5-11.6を馬ナリに追われ、24日(水)には坂路コースで4ハロンから0.6秒追走して併せ、56.9-42.0-27.0-13.2を馬ナリに追い切りました。「帰厩直後に熱発のあった前走時とは違い、馬房のなかでもソワソワした様子がなく、今回は馬自身に余裕が感じられます。今朝の計測で480kg。稽古でも慌てる場面がありませんし、こちらが掛かるようなシチュエーションをつくっても、しっかり自分を持って走れている。ここにきてまたメンタル面でも一段グッと成長しているのが見受けられます。あとは週末にコース長目から強めの負荷を掛けて仕上げていくつもり。予定どおり来週5/05(日)東京・NHKマイルC(G1・芝1600m)に松山弘平ジョッキーで向かわせてもらいます」(吉岡辰弥調教師)

62.オルゴーリオ

2024/4/26(美浦トレセン)馬体重:
21日(日)に坂路コースで4ハロン59.5-43.9-29.1-14.3を単走で馬ナリに追われ、25日(木)にはWコースで6ハロン89.1-72.2-56.5-41.4-13.0を単走で馬ナリに追い切りました。「コース長目からは実質初めての時計消化となるため、まずは動けるかどうか感触を確かめる内容で追い切りました。単走だとまだ物見が激しく、道中フワフワしながら走っているものの、これならもっとピッチを上げていけそうな手応えですね。まだ3~4速のギアで走らせている段階ですので、併せ馬でしっかりやればもっと時計も詰まってくるでしょう。2回東京開催後半(5/11~)のダ1400もしくは1600m戦でデビューさせたいと思っています」(菊沢隆徳調教師)

63.リヴァイデント

2024/4/26(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整することになり、本日26日(金)に移動しました。

24日(水)に坂路コースで4ハロン56.0-42.0-28.3-14.4を単走で強めに追い切りました。「先週いっぱいは少し楽をさせ、水曜日に初めて速いところをおこなってみました。坂路コースで前の馬を追い掛ける形で運び徐々にペースを上げていったのですが、スピードが上がると前後がバラバラになり、前の馬にスーッと離されてしまいました。ほぼ一杯に追われたものの推進していかず、時計も終い1ハロン14秒台でした。相変わらずバランスの悪さが目立ちますし、乗り手も気持ち悪さを感じているところ。このままレースまで進めていくのは難しそうなことから、ここで一息入れさせてもらうことにしました。時期も時期なので焦る気持ちはありますが、このままレースまで行っても良いことはなさそう。バランス面がどうなるかは分かりませんが、もう少し体力も付けてほしいところです。もうそんなに時間もないので、状態が上向いてきたらなるべく早く帰厩させ、デビューに向けて進めていきたいと思っています」(畠山吉宏調教師)
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